「勤怠システム」など特定の時間帯だけ高負荷となり、それ以外の時間帯は殆ど使用されないシステムでは、Bシリーズが最適な選択になります。
Bシリーズでは、CPU使用量がベースラインを下回る場合は、CPUクレジットを蓄積し、高負荷となった場合は蓄積したCPUクレジットを消費して、通常より高いパフォーマンスを発揮してくれます。 (例えば、「Standard_B2s」サイズの場合だと最大CPUパフォーマンス200%まで引きあがります)
今回は、CPUクレジットの残高を確認する方法を紹介します。 Azure Portalで以下の操作を行ってください。
Azure Portalで対象のVMのページに移動。
「メトリック」を表示し、「CPU Credits Remaining」、「Percentage CPU」を追加。
以下のとおり、CPUクレジットの推移を確認できます。
なお、CPUクレジットを全て使い切った場合は、ベースラインパフォーマンスに戻ります。(「Standard_B2s」サイズの場合だとCPU使用率40%になる。)
また、VMを「再デプロイ」または「停止/起動」するとCPUクレジットが0にリセットされるのでご留意ください。